レトロなアイナメ研究3 アイナメの成長
北海道で釣れるアブラコ・アイナメは大体30cmから50cm後半が多いように思えます。
まれに、「60cmアップが釣れたらしいよ」という情報もありますが、少ないですね。
アイナメはいったいどれくらいの成長具合なのか? 気になりますよねw
そこで、今回は、成長に関する文献の紹介です。
仙台湾におけるアイナメの年齢と成長です
書いてある内容ですが・・・
1984年3月~1985年11月までの期間に個体採集しています。
採集方法は底引き網で、生きているうちに形態測定し、その後ホルマリンで固定しています。
年齢査定には耳石を使用しています。
耳石の中の不透明帯は年に一回7~8月に形成されるので年齢査定に使用できる。
耳石から、体重、体長の予測式が導かれた(補正込み)。
北に行くほど、大きい傾向がある。
年齢陸奥湾仙台湾福島沖三河伊勢湾
1110~130128115~165157
2170~210218185~240157~223
3240~290277240~285233~262
4300~380315275<262~290
5-340-290<
単位:mm
おおよそですが、1年で10cmっていうところでしょうか・・・
50cmアップとなると6年以上の個体であると言うことになります。下手したらそれ以上・・・・
それだけ生き抜いてきている個体ですから、なかなか釣らせてもらえないでしょうね。
「俺は5kgくらいかなw」
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