2007年09月01日
釣鈎用 スーパーカラーリング

ACCEL(アクセル) 釣鈎用 スーパーカラーリング
【概要?】
フックなどを赤く染める塗料です。含浸するタイプではなく、表面に薄い膜がかかります。
赤針の効用はよくわかりませんが、エラや出血して弱った魚をイミテートするのでは?と言われているようです。
ココで疑問が湧いてきます。魚には赤が見えるのか??
調べてみると
魚には、錐体(色を識別する目の中の細胞)が4種類以上あるとのこと。ちなみに人間は3種類(俗に言う光の三原色 R:Red 赤 G:green 緑 B:blue 青)。
もともと脊椎動物は4種類の錐体を持っていましたが、進化の過程で変化していったようです。
鳥や両性類なども4種類あることから、これらの種属は進化上ずっと昼行性動物であったため、4種類の錐体を失わなかったものと考えられています。また、豊かな色彩を持つ個体が多いということもあげられるとの事。
4つ目の原色は何なのかはよくわかっていないようです。紫外線領域では?という話もあります。ヒラメは紫外線に反応するという話も聞いたことがあります。
(参考:古川,佐藤 4次元の色彩: 4原色生物の色覚を考えてみよう )
余談ですが、一部の女性も4原色みえるそうで、赤色を識別する能力が高いとのこと。これは、昔女性が果物や木の実などを採集するのが仕事だった名残り?で、緑色の中から赤い色を探し出す必要があったためらしく、女性が赤やピンクを好むのは、単なる趣向ということだけでなく、遺伝子的に好んでいるみたいですね。
ちなみに魚の視力は分解能が低く0.5相当なのだとか。(wikipedia 魚眼)
【使用感】
1.まず、必ず振ります。振らないでドブ漬けしてもうまく色が乗りません。薄くなっちゃいます。
2.針を脱脂します。アルコールやベンジンが良いです。ベンジンはジッポーオイルでも代用できます。
3.フックをドブ漬けします
4.バーブや弯曲したところに塗料がたまりやすいので、ティッシュなどで吸い取ります。
アシストフックとジグヘッドを赤くしてみます。
ジグヘッドは先端だけで用を成しますね

